ママ友との適度なお付き合い。コミュ障なワタシには無理〜。
手相をみると頭脳線が途中でブチ切れてる豚まんです。
さて、先日地域の夏祭りに子供を連れて行ってきました。
天候にも恵まれて良い祭り日和でございました。
いなかの小さな町のお祭りなのでまあ、十歩歩くと知り合いに会う。
知り合いと顔を合わせる度に挨拶するのだけど、そんな中昔からの顔なじみに声を掛けられ流れでちょっと一杯引っ掛ける事になった。(新橋のサラリーマン風に)
その顔なじみの彼女は子供の同級生のいわゆるママ友だったのだけど、子供が大きくなるにつれ顔を合わせる機会も少なくなっていた。
久しぶりに会って他愛もない話をしてたんだけど話を進めていくうちに彼女に昔言われた、ある事を思い出した。
それはもう4、5年前の話だけど彼女とランチをした時の話だった。
なんだか昔イタリア旅行に行った話になってその時に現地のイタリア人男性にナンパされたとかいう話で。
「なんか私、ヨーロッパ系の人にモテるみたいで〜」
と言われ、ああそうなんだ〜、◯◯さん美人だもんね〜とか適当に返事をしていたが(実際彼女はそこそこ美人)彼女はそれを肯定するでも否定するでもなく笑顔で次にこう言った。
「豚まんさんはねえ、ハワイとかあっちの人にモテるタイプだね」
と。
ワタシの脳内は【消える魔球】を投げられたバッターのように激しく狼狽えた、が、慌てて持ち直し「え、ああ、そうかなぁ~」とかろうじて打ち返した。(凡打であったが)
しかしそれ以外になんと答えれば良かったのだろうか。
昔から『太った人がハワイに行くとモテる』というのが定説で、彼女は
「おまえデブなんだよ」
と消える魔球に見せかけたド直球で言ってきたのと同じなわけで。
しかし、ここで重要なのは、彼女には
『悪気がない』
という事だ。
まあ、ワタシがデブである事は事実だしそれを無自覚で指摘する事には別に腹立たしいという感情はないのだが、なんだかモヤモヤしたのはやっぱり面白くはないからだろうな。
いや、今だに覚えてる、というかいつかブログで書こうと思ってた事だからネタにしたかったんだな、という事で落ち着きたいと思う。
そんな彼女の話になるが、彼女はさっぱり、はっきりとした性格で地元で生まれ育っている為友人、知人が非常に多く顔が広い。
なかでも子供の学校関係に関する情報はものすごく、夏祭りの時に話したわずかな時間でも結構な情報を教えてくれた。
例えば何年何組は親からのクレームが多すぎて担任が長期休暇を取ったとか、何組の◯◯ちゃんは遊びに来るといろんな要求をしてくるので気をつけた方が良いとか、その他にも他人様の家庭のディープな話を聞かせてくれる人間拡声器な一面もあり、ワタシは付かず離れずの距離感を保っているけど他の人にはなんと言われているか分からない。
まあまなんだか悪口みたいになってしまったけどワタシは彼女の社交性が羨ましいし、彼女は筋が通らない事にはきちんと面と向かって抗議するのでいわゆる少しお喋りだけど裏表のない良い人だと思う。
そんなこんなで彼女の事で思ったけど時折ネットで見かける
『ママ友いじめ』
とか
『ママ友カースト』
とかがない地域で良かったなーと
つくづく思う。
ママ友カーストってなんぞやという方のためにざっくりと説明すると、ママ友の間で格付けし合うもので、インドの身分制度カーストになぞらえたものです。
この格付けは、ママ本人の能力というよりも、夫の年収や学歴、マンションの何階に住んでいるかなど、周辺の事情をもとに、上か下かと序列化するらしいなんとも不条理なコミュニティということらしい。
(パピマミより引用)
子供の習い事や旅行先、持ち物服装、住居などで格付けされる。
そう書くとウチの場合前述したとおりはっきりとしたカースト制度はないけど、でもどこの世界でもなんとなくの線引はされるよなあ。
ママカーストなんて馬鹿馬鹿しいコミュニティ、なくなればいいのに。
専門家がママカーストに伴うトラブル対処法について
『ママ友以外のコミュニティを持つ』
『ママの世界は3年周期と割り切る』
と紹介されていて、高校生の子を持つ親としては3年周期ってよく分かる!
ほんと、冒頭でも書いたけどママ友って子供が大きくなるにつれて親密度は薄くなっていくものだももの。
そんな訳でコミュ障なワタシが下の娘の時は積極的にママ友を作らない理由はいろいろあってほんと娘には申し訳ないとか思ったりするけどそろそろ大きくなってなってきたので自分でたくましく育って欲しいと思う至らない親でごめんなさい。
大人には大人の事情があるんだよ〜。