犬好きな人達の雰囲気が苦手なんですが。
ランチパックの消費期限の長さに震える豚まんです。
でも震えつつ食べます。
以前、娘と一緒にいる時に迷い犬らしい犬を見かけました。
首輪にリードを付けた中型の雑種犬が公園でとたとたと歩いてました。
目ざとい娘が
「お母さん、あの犬迷子じゃない?」
と言いながらその犬に近づこうとするのでワタシは慌てて引き止めた。
「噛まれたらどうするの!?やめなさい!」
しかし娘は言うことを聞かず犬に近づきそっとなで始めた。
おとなしい犬だったから良かったものの、ほんと咬まれたらどうしようかと思った。
さて周りを見回してみるとこの犬の飼い主らしき人はいないように見える。
やっぱり迷い犬なのかな…。
これは困った。
「お母さんどうする?ウチで預かろうよ!」
娘がノーテンキに言ってくる。
いやいやいやいや、やめてください。
自慢じゃないが犬は苦手なんですよ。
いやいやいやいや、コレがもし猫だったとしても我が家はペット禁止なのでどっちにしても無理。
その前にワタシは出来ればその場から逃げ出したかった。
だって凄く、物凄く
『犬臭い』
から。
犬が苦手な理由のひとつに匂いがあって、ワタシはもうほんとに帰りたかった。
でも娘が帰ろうとしない。
さて本当に困った。
交番に連れて行こうかと思ったが、この時の無知なワタシは交番に連れて行くのが正解だとは知らず交番=保健所=殺処分に連れて行かれるとしか考えなかったので逆にそれはかわいそうだろうとしか思わなかったのだ。
(実際交番で預かってもらえるのは2、3日でその後は保健所か保護センターらしい。保護センターならいいのだけども)
娘は犬と戯れてるし、このままでは埒があかない。
どうしたものかと思案していると公園の外から中年女性が近づいてきて
「ちょっとごめんね、このワンちゃんオタクのワンちゃん?」
と聞かれたので、リードにつながれたまんまの迷子みたいですよと経緯を説明するとどうやら近所の飼い犬で
『チョコちゃん』
というらしい。
どうしてリードのままふらついていたのかは分からないが、その中年女性が近所だからと飼い主さんのところまで連れて行ってくれるという。
『良かった〜』
いや、ほんと良かった。
あのままおばさんが来てくれなかったらきっとチョコちゃんをそのまま放置していたに違いない。
さてその数日後お馬鹿なワタシはチョコちゃんに遭遇した時にググれば良かったのに【迷い犬を見かけたら】でググってみた。
・まずは首輪やリードに連絡先がないか見てみましょう。
最近は登録番号の判るIDタグや狂犬病予防接種を受けた時に交付されるタグをつけている場合もあるので、都道府県名やばんごうが刻印されている場合は、その管轄の保健所へ問い合わせをしてみるのも確実です。
そこから飼い主さんが割り出せるので連絡を取ってもらえるらし。
なるほど〜。
・ペットがいなくなったら、または迷っているペットを見つけたら110番(交番)か動物愛護センターへ。
やっぱり交番で良かったんだなー。
他にも色々と為になる保護方法が書かれてたけどめんどくさいので割愛。
でもどっちにしろ見つけたらきちんと保護してあげないと迷いペットがかわいそうだからね。
今回は多分無事に飼い主さんのところへ帰れて(多分)良かった。
さて、話は変わるがワタシは昔は犬が大好きだったのだけど、子供が生まれてからはすっぱり(?)すっかり犬が苦手になったというか可愛いと思えなくなった。
コレってなんだろうね。
愛情が全部子供にいってるからかな。
なんだろう、あの犬の元気さ加減が苦手になってしまったんだよね。
不思議な事に昔は犬派だったのに今は猫派。
猫は好き。
じつは犬が苦手なように犬好きの愛犬家の方々もちょっと苦手になってしまった。
正確にいうと愛犬家の方々の雰囲気が苦手です。
これは完璧にワタシの偏見なのだけどなんとなく『犬が嫌い』っていうと
『えっなんで!?こんなにかわいいのに!!』
っいうリアクションとなんとなく犬嫌いと子供嫌いは人間として何かが欠落してるかのような捉え方をされてるようでいたたまれない気持ちになるのです。
気のせいかもしれないけど、猫好きの人は猫が苦手と言っても
『ふ〜んそうなんだ〜』
的なライトな受け止め方をされるような気がします。
猫と一緒でひょうひょうとした面がワタシの場合性にあってる…のかな。
犬好きな方は元気でアツい。
アツいついでに犬嫌いを矯正させようと方が多い。
なんか勢い的な物を感じてその勢いについていけない感覚があります、上手く言えないけど。
まああくまでも個人的な意見なのでスルーしてくれるとありがたいです。
そして犬嫌いな人にも市民権が欲しい。
そんな訳で将来何かペットを飼うとしたら猫にしようと思う今日このごろなのでした。