外出時に何回も戸締まり確認してしまう!もしかして強迫性障害?
最近加齢のせいか爪の状態が気になる豚まんです。
先日、実家へ子供達を連れて帰省してきました。
まあ毎年毎年リフレッシュしに行ったのか疲れに行ったのかよく分からないんだけれども。
で、ここでひとつ困るのがワタシ、長期の旅行とかに出かける時に玄関の鍵を書けたかどうか何回もガチャガチャ確認したり戸締まりも何度もしたり、出掛けた後でもまだ鍵を掛けたか窓の戸締まりは大丈夫か、ガスの元栓は大丈夫かなどなど非常に気になってしょうがないタイプなので旅行とかちゃんと楽しめないのです。
普段、仕事に行くときや買い物に出かける時は一回の確認で済むんだけど…。
コレって心配性だけど、あまりにもひどいと
『強迫性障害』
とかになるらしいですね。
旅行とかで家を留守にした時一番心配するのがコンセント。
コンセントが発火して火事になるんじゃなかろうか、とか火事になった場合旦那さんの携帯にまず連絡が来るんだろうなとか思って旦那さんの携帯が鳴る度にビビったり、逆に旦那さんを留守番にしてきた時は旦那さんからの電話に「なんかあったのか!?」とかビビったりします。
特に真夏のクソ暑い時期の旅行は駄目ですね。
暑さのせいで家の中が高温になりすぎて自然発火したらどうしようとか。
なので出かける時に必要最低限の待機電源だけ残してあとは全部引っこ抜いて来ます。
出かけてる時も鍵やスマホが無くなってないか何回もカバンの中をチェックしたり、まあ外見と違ってそういう面では物凄く神経質だったりします。
実際は家の中は何かと物を失くしたり雑然としてて超大雑把なんだけどなー。
多分きっと強迫性障害(過度の心配性)に半身染まってるだろう思うんだけどコレって
改善したほうが良いのだろうかと、ふと考えた。
だって戸締まりの件に関しては何度も確認するくらいの心配性の方が良いでしょ?
本来大雑把なワタシの性格からして少しくらい繊細(?)な一面があった方が良いではないかい?(変なとこで超ポジティブ)
そう思って今まできたけど改めて調べてみるとどうやら強迫性障害って放置すると、重症化するらしいですね。
その事象への囚われの時間が増えていく…らしい。
う〜ん、という事はなに?どういう事?
単純に言うとワタシの場合は鍵の確認(確認行為というらしい)だからそれが例えば2、3回で済んでた事が6、7回とかに増える とかってそんな簡単な認識で良いの?
まさかそんなバカな…。
よくよく調べて見ると『強迫性障害』は『OCD』と呼ばれていて『OCD』は確認行為だけでなく、不潔恐怖、加害恐怖という症状があるらしく。
不潔恐怖は身体が汚れる、健康を害してしまう強迫観念が汚れや細菌汚染に対して恐怖を感じさせ、過剰に手を洗ったり繰り返し入浴、洗濯するなどの脅迫行為らしい。
加害恐怖はちょっと怖い。
誰かを傷つけたり犯罪を犯してしまったという思いに駆られ、強迫観念になり新聞やTV、警察や周囲の人に確認する確認行為をしたりするらしい。
この加害恐怖って覚えがある。
そういえば昔、総合病院の待合で待ってる時に後ろの席の中年女性に突然
「すいません、あの、私、あなたに後ろから椅子を蹴ったりしてませんよね?」
とこんな感じのよく分からない事を聞かれた事がある。
「そんなこと全然されてないですよ、大丈夫です」
と、ワタシが答えると
「そうですか、すいません、変な事聞いて」
と、その時はそれで終わったのだが、そのすぐあとにワタシがトイレへ行くと出てきた直後にその中年女性がまたトイレの入口にまでやってきて
「すいません、やっぱり私あなたに何もしてないですよね?」
と、聞いてきた。
「すいません、こういう病気なんです」
と言って謝られたがその時はどういう病気なんだろうと思ったが、今思うときっと
『OCD』の『加害恐怖の確認行為』
の症状なんだろうな。
あの中年女性はきっと見ず知らずの人にまで確認しないと気が済まないところまできてるんだろうな。
日常生活、送りにくいだろうなあと、他人事ながら心配になる。
言われてみればその病院、精神科もあったっけ。
ワタシの場合の確認行為もひどくなるとああなるんだろうか。
・脅迫観念や脅迫行為といって症状が2週間以上の間、ほとんど毎日現れること
・自分が行う脅迫行為は過剰で無意味なものであると自覚していること
・症状が社会生活や日常生活の妨げになっていること
以上の3つのポイントが強迫性障害において重要とされてるらしい。
まずひとつめのポイントで違うと思う。
ワタシは大体、旅行や遠出する時になるだけだし…。
社会生活や日常生活の妨げにはなっていない…と思う…。
という事は心配性という性格の範疇でいいということか。
それにしても強迫性障害という病気、いわゆるグレーゾーンが広いから自分がもしかしたらと思ったらやっぱり専門の病院で診てもらった方が良いのかも知れない。
とりあえずワタシの場合は旅行に行かない方が精神的に良いということだけははっきり分かった。