ぐーたら深海魚

暇な主婦のゴロゴロした日常を綴る! 主に家族中心の話題やドラマや音楽の話題なども。

もう一度見たいドラマ。あなたはなんですか?

お題「もう一度見たいドラマ」

 

というワケでそれほどブログをきちんと書いてないのになぜかネタ切れになったのでお題スロットに走りました豚まんです。

 

もう一度見たいドラマ。

 

実はそれほどドラマ好きではないんだけれども、というか毎週毎週楽しみにするほど見たかったドラマがあまり記憶に残ってないんですけど、強いて言えば小学生の時に見ていた

 

『炎の犬』

 

というのが未だに記憶に残ってます。(年がバレる。)

これがもう一度見たい。

懐かしくなってググってみたらまあ情報量の少ない事(笑)

 

あらすじをざっくりと、本当にざっくり箇条書きにすると

 

・中江家で飼われている「ラン」という猟犬とその子の「リュウ」がいてある日中江家は二匹を連れてイノシシ猟に出かけ、とある出来事で「リュウ」が家族とはぐれてしまう。

 

・家族は必死に「リュウ」を探すが見つからず、一方はぐれた「リュウ」は野犬の群れに入り野犬として育つことになる。

 

・「リュウ」を可愛がっていた中江家は長男「憲司」をはじめ、皆休みの度に「リュウ」を探しに行くが見つからずあと少しという所で再開というもどかしいすれ違いもある。

 

・そんなある日中江家の主人「淳司」がある事件に巻き込まれ警察に連行され、中江家は不穏な空気に包まれていく。

 

と、まあここまで書けば昔のドラマの事なのでラストまでの内容は容易に想像出来ると思うんだけど、このドラマは主役である犬の心理描写が凄かった。

 

犬のセリフをナレーションしていくのだ。

しかも淡々と。

 

例えばうろ覚えだけども

 

『「これ以上ここにいてはいけない」、と、リュウは思った』

 

とか、

リュウが中江家とはぐれてから野犬の群れに入るんだけどその群れのリーダーが『ジェロニモ』というのだけどその『ジェロニモ』も

 

『「リュウよ分かったか、これが野生で生きる事の厳しさなのだ」、と、ジェロニモは言った』

 

とか。

 

最後までこのトーンで、男性の渋いナレーションで表現されているのだ。

今思うとこのナレーションがこのドラマの面白さを最大限に引き出していたのでは、と思う。

 

当時の私は大の犬好きでこのリュウがたくましく成長していく姿に微笑ましい気持ちになったり中江家とあと少しで再会できるところですれ違ったりした時は「あと少しなのに!」と物凄く悔しくなったり、ジェロニモが◯◯した時は号泣したりと、毎週毎週本当に放送を楽しみにしていたのを覚えてる。

 

そしてわすれてはいけないのが

 

『帰巣本能』

 

という言葉をここで覚えました。

(言葉の意味は各自でググって下さい(必殺Google丸投げ))

 

あと

 

『犬笛』

 

も出てきて当時の私は犬も飼ってなかったのにこの犬笛が欲しくて欲しくて親を困らせた覚えもあります。

 

ここまで覚えてて自分でもすごい好きだったんだなーとか思うけどまだまだこのドラマをどれだけ好きだったかというマイエピソードがまだまだあった。

 

主題歌の

 

『サンセット・メモリー』

 

を耳コピしておうちでメロディオン(ピアニカ)を吹いたりとか、その『サンセット・メモリー』をカセットテープ(すごい昭和!)に録音するのにラジカセにマイクを繋いでテレビのスピーカーまで近づけて録音したりとか(なんという昭和!) またそれを録音する時に何度も家族に邪魔されてその度に喧嘩したりとか…。

 

物凄い覚えてるなーーーー。

 

でもその前後に放送された

 

『黄金の犬』

『太陽の犬』

 

は同じ犬シリーズなのにぜんっぜん見た覚えがないんですよね…。

いや見た記憶はなんとなくあるんだけど内容を全然おぼえてない…。

 

『炎の犬』はそれだけインパクトがあったのか。

とにかくはぐれたリュウと飼い主の会えそうで会えないすれ違いがもどかしくて切なくてそれがもう何とも言えない。

あとは犬たちの演技ですかね。

ジャーマンシェパードの『ジェロニモ』のカッコよさといったらなかったですよほんとに。

この『ジェロニモ』を見て将来は警察犬の訓練士になりたいと子供心にキラキラした夢を抱いたものです。

 

そしてそして何と言っても最終回!!

 

過去のドラマとはいえネタバレしてしまいますけど最後は母犬の『ラン』と再会するわけですよ。

その時の再会シーンがっ。

 

『大号泣』

なんですよ〜〜〜(涙目)

 

いやあ~今見ると物凄い冷めた目でみてしまうかもだけども(苦笑)でもあの再会シーンの2頭の演技と音楽が当時はもうこれでもかって言うほど泣ける。泣かせる。

 

今、DVDが発売されてるんですよね。

興味とヒマな時間のある方は良ければ是非!!

わたしは買いませんけど。(買わんのかい)

 

いや、思い出はセピア色のままのほうが美しいとか思ったり。

それにしても今回は美しい思い出に浸れて癒やされました。

昔の話をしているうちに他のドラマもぼちぼちと思い出したりもしましたが、またの機会に語れればいいな。

 

『白い巨塔』

(唐沢寿明出演のバージョン)

 

とか

 

『大地の子』

 

とかね。

 

どれも名作。

 

ところで最近のドラマは何が面白いのかしら。

いかんせんゆっくり見たいと思わせるドラマが少なくなってきたな〜と少々残念に思う今日この頃です。